【トロントの刺客】

ホステルでは常に相部屋にとまっていた。6人から8人でスペースを共有する。 値段が非常にリーズナブルで一晩20ドル前後で済むのだ。

部屋に入ると、オレのベッドに誰かが寝ていた。ヨーロピアンのようだ。 起こしてベッドをどくように伝えるとそこは自分のベッドだといいはる。 2人でフロントへ行き確認すると、やはりオレのべッドだった。ヨーロピアンは 悪かったなと飲みかけのコーラを差し出してきた。バンクーバーから来てトロント には1週間滞在しているようだ。そしてこれから東の方を目指すと言う。 翌日、どこかのユースホステルでまた合おうと言って奴は去っていった。

【トロントの町並み】

町を歩けば日本の90年代を彷彿とさせる雰囲気だ。 建設中の建物が多く、まだまだ発展途上にあるようだ。

新しい町へ行くとひたすら歩きまくる。町の雰囲気を感じるにはこれが 一番いいと考えているからだ。それはトロントでも例外でなかった。 都市部はそんなに広い訳でもなく、歩いても十分回れる程度だ。 トロントのでは冬場の寒さを見越し、地下が発達している。たくさんの 小物店や飲食店があり、電車も地下を環状に走る。観光スポットとしては 国会議事堂、CNタワー、トロント大学、動物園などがある。
【CNタワー】
トロントには3日ほど滞在した。CNタワーを楽しみにしていたが、霧がかかりなかなか機会が得られなかった。 しかし、最終日にはなんとか観光ができた。

すごく高い。トロントの街が一望できた。床一面がガラス張りになっている コーナーがあった。非常に遊び心を感じる。子供達はそこに寝ころがっていた が、とてもできそうになかった。下を見ると足がすくみそうだった。

| ▲トップページへ